交通事故の後から生じる手や指のしびれについて
1 交通事故の後から手や指がしびれることがある
交通事故は多くの場合、お身体に対して激しい衝撃や強い外力が加わるようなおケガとなります。
特に首から背中にかけて強い衝撃が生じたようなケースの場合、頭部を前後に大きくゆすぶられるような外力が生じて、炎症を起こした筋肉や靭帯が神経を巻き込んでしまったり、神経そのものに損傷が生じていることが考えられます。
その結果、神経トラブルが発生して「しびれ」として自覚される可能性があります。
事故の直後からしびれが発生することもありますし、数時間ないし数日経過してからしびれが発生することもあります。
事故の後、手指はケガをしていないはずなのに、「しびれが生じている」「違和感が生じている」「握力が出にくい」などの場合は、交通事故によるお身体トラブルの可能性が考えられますので、できるだけ早く当院にご相談ください。
2 しびれは我慢せずに整骨院へご相談ください
先ほど述べたように手指のしびれは、たとえ直接手指におケガが無かったとしても、首や背中の衝撃トラブルから生じることが多いです。
今回の事故で、「手指にはケガをしていないからしばらく様子を見よう」と考える場合も出てくるかと思いますが、しびれは原因や程度が客観的に把握しにくいトラブルであり、また慢性的になりますと後遺症として残存してしまうリスクも考えられます。
しびれに対して早期に適切なケアを施術することで、早期の軽減につなげる可能性も増えてきますので、ご自分だけで判断なさらずにお早めに当院にご相談ください。